人気の無垢フローリングとは?
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フローリングの種類と言えども色々あります。樹種や幅や長さ、色、硬さや歩きこことなど、何を基準で選べばいいかを迷うことが多いと思います。
私も家業でありながらこの木材の仕事に就いた時には全ての木がほとんど同じに見えたことを今でも鮮明に覚えています。しかし、材木屋を長くしていると樹種ごとの特徴や効能が色々あることに気づかされます。世界各国の産地によって気候風土や生息している木の種類が様々で本当に奥が深く面白い
のです。特に無垢フローリングの選択肢はたくさんあり、お客様のライフスタイルに合った床材はどれであるのかということを一緒に考えてご提案するのが私たちの仕事でもあります。
ロイヤルオーク三層
無垢フローリング販売の事業を始めて随分の年月が経ちましたが、その昔から根強い人気の樹種がオークです。キングオブ フォレストと呼ばれ、日本語に直すと「木の王様」という直訳ですが多くの日本人が好む木材です。
それは、木目が板目と呼ばれる筍の様な美しい表情を持ち、かつ床材として相応しい硬質の材料であることが人気の理由だと思います。古くはイギリスを始め高級家具やシステムキッチンの扉にも積極的に採用されてきた樹種なんです。木肌も滑らかで好感の持てる素材です。
オーク材の産地はアメリカ・カナダの北米と シベリア近辺の比較的寒いエリアで生息しています。ここ日本では東日本で採取できる場合が多いです。
アンティークオーク•ワイルドスクラッチ
そしてオーク材の中でも最近は120ミリ幅や150ミリ幅、180ミリ幅のいわゆる幅広サイズが人気です。やはり板を貼った!という雰囲気が映えるフローリングが好まれるのでしょう!
更に最近は節の量が比較的少ないスマートなシリーズを選ばれる機会が多くなってきましたね。
更に床材の表面には自然塗料などのオイル仕上げやキッチンや洗面などの水廻りにはオイル調の艶を抑えたマットなウレタン塗装仕上げがいいでしょう。
お家で暮らす中で唯一、身体が触れているのがフローリングです。視覚で見て、足触りの触覚で感じて、自分らしいお家で暮らすことはとても大切なことです。オークフローリングと暮らす人生。いいものです。
無垢材・3層タイプ・表層厚貼り複合タイプなど色々ございます。
お客様にピッタリ合ったフローリングをショールームでご提案致します。無垢ギャラリーのショールーム担当の「ウッドコンシェルジュ」と共に考えながら決めてまいりましょうね!