森林大国のカナダへ
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長かったコロナ禍を経て再び海外へ出張に行ける様になりました。
北米へは2004年から木材の仕入れへ出向いていますが、コロナの間は現地の山林とスカイプを使ってZOOMに連動させて時差の関係で日本時間の夜中にずっとやりとりを行っていました。
写真はコロナ前のカナダバンクーバーでの現地サプライヤーさんとの風景です。
カナダは日本と同じく森林大国で環境問題をすごく大切にしている国です。
そして「木」の活用を通じて「人」の暮らしが良くなる様に国を挙げて真剣に取り組んでいるところは最近の日本でもよく似ています。
そして僕は常々思うことがあります。
それは単に無垢フローリングを海外から輸入して日本で販売するという作業だけでなく、海外のフローリングがどんな背景で、また作り手がどんな想いを持って作っているのかを無垢床と一緒にお伝えできればと思っています。
これまでも北米に渡航する度にそんな想いが胸いっぱいに溢れてきます。
「木のこと」、「地球のこと」。そして「人と木の心地いい関係性」を素材の活用を通じてどの様に伝播してゆくのか?ということをいつも考えています。
私たちの暮らす身近なところ、つまりお家や職場、お店に木が見えて触れるライフスタイルが昨今の混沌としたロシアから始まった世界情勢が少しでも緩和され人々の安らぎと幸福に寄与できることが出来れば、木を扱う仕事をしている立場としてとても嬉しくやりがいさえも感じることができると思うのです。
これからも、いいモノ、いい価値の木材である無垢フローリングを輸入し、皆さまにしっかりとお伝えし、お届けしてまいりたいと思います。またカナダからレポートしますね!