無垢フローリングの掃除、コーティング、補修、張替え
- コラム
① 無垢フローリングのコーティングについて。
無垢フローリングには、大きく別けると、そのままの木肌を生かした木地の無塗装タイプと、表面に塗装を施したタイプに分類されます。
「無塗装 無垢フローリング」の場合
ある程度使用を重ね汚れている場合は、サンダー掛け(ペーパーやすり)を施し、ある程度、キレイになったところで、表面の無垢フローリングコーティングを兼ねて、「蜜蝋ワックス」を塗りこんでみてください。
これまで、汚れヤシミが目立ち易かったのが、目立ちにくくなります。
無塗装 無垢フローリングのコーティングには、蜜蝋ワックス「蜜太郎」を・・・。
この蜜蝋ワックスは天然成分100パーセントで安心・安全なワックスです。
「塗装 無垢フローリング」の場合
もともと、塗装を施してあり、使用と共に色艶があせ、無垢フローリングコーティングが必要となった場合は、塗装 無垢フローリング専用の無垢フローリングコーティング材をお奨めします。ホームセンター等で販売している市販の無垢フローリングワックスをご利用ください。まず、表面をお湯で固く絞った、綿等の布でフローリング表面をキレイに掃除してください。
その後、表面が乾燥した後、無垢フローリングコーティング材を 薄く塗り、再び、布で、優しく乾拭きしてください。
② 無垢フローリング補修について または、無垢フローリング傷について・・・。
無垢フローリングの補修については、いくつかのパターンがあります。あなたのお住まいの今の現状がどれに当たるのか、一度ご覧ください。
- 無垢フローリングの傷は浅く、傷の程度も比較的気にならない範囲の場合。
この場合の無垢フローリング補修は、ペーパーやすりや、専用電気サンダー(当社でも販売しています。)によって、キズを除去し、もともと、表面に塗装してある場合は、削りこんだ分のみ、再度、塗装します。
(但し、この手法が可能なのは、無垢フローリング(芯まで本物の無垢フローリング)に限ります。
中身(芯材)がベニア板の無垢フローリングは表層の突き板が薄い為、下地のベニアが見えてくる為お奨めできかねます。 - 無垢フローリングの傷が深く、少々、削ったくらいでは、傷が隠れない様な場合・・・。
この様な、無垢フローリング補修の場合は、専門家による、「出張補修」が必要となります。
傷の部分を更に掘り込み、その部分に、パテを埋め周りの無垢フローリングに色合わせて無垢フローリング補修を行います。
専門家が出張して、補修工事致しますので、参考価格はお問合せくださいませ。
(但し、実際の工事をしてからではないと、正式には判りかねます。)
出張可能区域は、京都から比較的近い関西一円のみとなります。
(京都府・大阪府北部・滋賀県南部・奈良県北部)
③ 無垢フローリング張替えについて・・・。
リフォームの場合、既存の無垢フローリングを張替えされるケースがあるかと思います。
その張替えについて、ご説明致します。
- 既存の無垢フローリングの上に、新しい無垢フローリングを貼る場合
注意点は木造の場合、その無垢フローリングの下地(ベニアや、根太)が腐ったり、縮んでいないかどうか?
この点においては、現状の床の上を平均して歩いた時に、床が、ブカブカしたり、ミシミシと音が出る場合は、その既存の無垢フローリングの下地からのやり替えを行った上での無垢フローリング張替えが必要となります。 - 現状の無垢フローリングのみを剥がして、新たに無垢フローリングを貼る場合。
無垢フローリングを新たに貼ることによって、無垢フローリング張替えを行う場合は、下地の根太(角材45ミリ以上)の上に12㍉以上の耐水合板(ラワン合板タイプワン、もしくは、構造用針葉樹合板を下地の根太の上にあらかじめ、貼り、その上に無垢フローリングを貼って仕上げていってください。
詳しい無垢フローリング張替えや、無垢フローリング貼りの工事については下記をご参照ください。