フローリングの掃除について
- コラム
フローリングは手をかけるほど愛着が湧いてきます
最近の新建材のフローリングはメンテナンスフリーの床材などが発売されています。
表面が樹脂などでコーティングされ汚れやキズがつきにくくなっているのです。
ずっとそのままで綺麗という意味では理に適っていると思います。
しかし天然木の無垢フローリングの掃除の場合は少し様子が変わってきます。
本物の木であるのでホームセンターで販売している市販のワックスを塗りこめばいいというわけではないのです。
無塗装品やオイル塗装品の場合はまず、フローリングの表面に付着している汚れを取り除くことから始めましょう。
- バケツで40℃程度の温度のお湯を入れて中性洗剤を汚れに応じて適量入れてください。
- 綺麗なタオルをバケツに浸けて、固く絞ってください。
- フローリングの杢目に沿って優しく拭き上げてください。
- 汚れが取れにくい場合は洗剤を少し足してください。
- ある程度汚れが取れたら、お湯でタオルを絞り直し再度拭きあげてください。
- 丸一日、床面を乾燥させてください。
- 乾燥後、表面に産毛が生えたかの様に毛羽立つ場合がありますので、その場合は表面を細かい目のサンドペーパーで木目に沿って磨いて木の産毛を取ってください。
- それでも汚れが残る場合は、当社で販売している「蜜太郎クリーニングワックス」を使って汚れを除去してください。
- 日頃のお掃除は掃除機と拭き掃除がいいでしょう。但し雑巾は必ず硬く絞った雑巾にて行ってください。
- 拭き掃除が終わってからは木の保湿が大切です。当社で販売している、蜜ろうワックス「蜜太郎Ⅲ」を塗布し、しっかり乾拭きして仕上げてください。
ポイントはしっかりと床に愛情を持ってしっかりと関わることが大切だと思います。
手をかけたお家の床は100年経ったらきっと黒光りしていることでしょう。
そしてお掃除やメンテナンスする度にフローリングの趣きが増し価値が高まってゆくかの様な床材をお選びいただきたいと思います。