木材の選び方ガイド
- コラム
建築物の木材を選ぶときのポイントをご存知でしょうか?
木の種類はもちろん、組み方や仕上げの加工まで好みや用途によって選び方は様々です。
今回はあなたにピッタリの木材を選ぶポイントをいくつかご紹介します。
Step1 木を選ぶ
針葉樹(ソフトウッド)
針のように細長い葉っぱを付けるものが多く、常緑が多い。
木を切ってみると、色は比較的明るく、歩き心地がやわらかく優しさと温かみを感じます。
一方でやわらかいため、傷や汚れが付きやすいのが特徴です。
広葉樹(ハードウッド)
広くて平べったい葉っぱをつけ、落ち葉と常緑がある。
針葉樹と比べると、成長が遅い分密度が高く、年輪が繊密です。
温かみは針葉樹と比較して劣りますが、傷は比較的付きにくいほうです。
また、木材の色も豊富にあるため、床材にも好んで多く使用されています。
色について
地球上には6万種以上の木があると言われており、気の種類や産地、木が育った場所によって
色や木目が変化するため、様々な表情をしています。大別すると、白系、暖色系、褐色系、
茶系、黒系があることが分かります。
また、塗装により木目がはっきりしたり、別の色に
着色することもできるため、部屋をどのような雰囲気にしたいかイメージを持つことが大切です。
Step2 形をえらぶ
無垢フローリング=”天然木”を使用しているため、同じものは1枚もありません。
1本の木でも伐採した産地や時期、部位によって硬さや色、木柄も変わってきます。
また、天然木は時間の経過と共に色の濃淡など風合いの変化を楽しむことができます。
ぜひ、それぞれの木の特徴を理解してお気に入りの木を見つけてください。
ユニ加工
3~7枚の様々な長さの材をつなぎ合わせて1枚の床材にしています。
OPC(一枚物)
天然木を1枚に加工し、均一の長さの床材にしています。
乱尺
天然木を1枚に加工し、バラバラの長さの床材にしています。
FJL(フィンガージョイント)
不揃いの木材をつなぎ合わせて、1枚の床材にしています。
ヘリンボーン
短めの床材をV字につなげていきます。
パーケット
複数枚で1つになった正方形の床材をつなげていきます。
Step3 用途をえらぶ
建物の構造により使用できるフローリングの種類が変わります。
下記からご確認ください。
※1 RC:コンクリート下地=乾燥し、平準であること
※2 △:直貼り接着剤工法であれば施工可能
※3 上げ床or木下地:床材を施工するために、上げ床や合板捨て貼り等の下地作りがしてあるもの
イメージができてきたら…
実際に販売されている木材から自分に合う物を探してみましょう。
製品一覧から各種フローリングの写真を見ていただくことができます。
ショールームでは実際に木材に触れて、手ざわりなどを体感いただけます。
また、専門のコンシェルジュと一緒にご希望の種類を探すことも可能です。
まずは下記から詳細をご覧ください。