用語集(木材に関する用語)
- コラム
一等節有り(いっとうふしあり)
流通の中での、木材の等級のことをいいます。
無垢フローリングで言うと、杉材に代表されるように、一枚の板の中に満遍なく、節があるものを指します。
エンドマッチ(えんどまっち)
無垢フローリングの短手方向についている実(凹凸)のことです。
エンドマッチ付き=四方本実加工品ということを意味します。
実加工(さねかこう)
無垢フローリングと無垢フローリングを接合させる時に、はめ込み易いように凹凸の加工がしてあるという意味。
四方本実加工(しほうほんざねかこう)
「施工性にもこだわりました。」
無垢フローリングを繋げるための凹凸のことを「実」といいます。
無垢フローリングの四方(上下、左右)に、それぞれ雌実(凹)と、雄実(凸)をつけております。
長手方向にも、短手方向にも、繋がりやすいように、施工性が高くなっております。
上小節(じょうこぶし)
流通の中での、木材の等級のことをいいます。
3mの板の表面に、8mm以下の節が2~3個あるものをいいます。
一等材に比べて希少価値が高く、珍重されてきました。
人工乾燥(じんこうかんそう)
木材はもともと根から水分を吸い上げて育っていきます。
建築材料に使用する場合は、材料自身の含水率を下げてやることが重要です。
人工乾燥機を使用することで、反りや狂いを出来るだけ防ぐことができます。
ソリッド材(そりっどざい)
縦つなぎのない、一枚物の材料のこと。
サーモウッド(耐久性の高いエコ系素材)
サーモウッドは、熱と小蒸気でサーモウッド処理加工(高熱乾燥処理)された人と環境に優しい素材です。
また、幅広無垢フローリングにもかかわらず、施工後の反りや暴れも少なく安定した無垢フローリングです。
※サーモウッドは酸性の為、ステンレス釘をご使用下さい。
(鉄釘の場合、錆びる可能性があります。)
玉杢(たまもく)
「木上のアート」
「玉杢」とはまさに玉のように渦巻いた波状の模様が、木目の中で立体的に浮き上がって見えるようになっているものを言います。
いわゆる節やコブを持つ木に多く見られる模様で、希少なため銘木として珍重されることが多い杢です。
見るものを癒す力のある「玉杢」はメイプル材に多く見られます。
DIY(でぃあいわい)
「よりよい住まいと暮らしを自分の手で作り出しませんか・・・?」
DIYとは、【Do It yourserlf】の略語です。
辞書で調べてみると、「自分でやる」とか「日曜大工」とかの意味らしいのですが、
「よりよい住まいと暮らしを、自分たちの手で作りだす」といった意味の言葉です。
「自分の頭と体、そして、手を使って、快適な住まいを作り出そう」人間とは、
そういう事のできる地球上でただ一つの生物です。
その人間的な原点、人間らしい生き方を見つめ直すという事こそが、【DOIT YOURSELF!!】
DIYの本質なのです。
一坪(ひとつぼ)
畳で2帖分、一坪=3.3㎡
(1.82M×1.82M)
フィトンチッド(ふぃとんちっど)
「自然には、不思議な力があるのです。」
たとえば『森林浴』。ストレスをやわらげて、身も心もリフレッシュさせる森林浴の爽快感は、みなさんもよくご存じですね?
休日には都会の喧騒を逃れ、自然の緑を求めてハイキングなどに出かける方も多いと思います。
緑にあふれた森林のなかに入って行くと爽やかな空気が広がり、しばらく歩いているとかすかな香りに気がつくと思います。
この森林浴効果をもたらす森林の香りの正体が『フィトンチッド』です。
フィトンチッドはからだをリフレッシュさせるだけではありません。
抗菌、防虫、消臭などのさまざまな働きがあり、フィトンチッドを上手に利用することによって、わたしたちの生活を健康的で豊かなものにしてくれます。
たかが木の香りとはあなどれません。森林や木には、神秘的で不思議な力が隠されているからです。
それは『森林の精気』と言い換えてもよいでしょう。
フィンガージョイント加工(ふぃんがーじょいんとかこう)
「自然素材の中の技術力」
(写真参照)
まるで、指が折り重なっているように見える写真は、
無垢フローリングのフィンガージョイント部の断面写真です。
このような加工をすることによって、接地面が増えるので、
耐性が強化され、より長くお使い頂けます。
プレーナー(ぷれーなー)
電動カンナを全体的にかけた状態です。
電動カンナをかけることで、表面をきれいにして、杢目を鮮やかに浮き立たせます。
無垢材(むくざい)
合板の上に薄い単板(突板)に貼ってある、建材メーカーが作った材料ではなく、芯材まで同じ材質でできた本物の木材。
ライ&オイル&ワックス
経年による心材部の赤い褐色化を押さえるために、赤松をアルカリ性の液で洗いライ処理を行っています。
目透かし加工(めかくしかこう)
雄実と、雌実を合わせたときに、溝が付くように加工してある商品のことを言います。
主に、羽目板材によくみられる加工で、ラインができる事によって、インテリア性がとても高くなります。
ユニ加工(ゆにかこう)
縦つなぎのジョイントのこと。つなぐことによって材料を効率よく使うことができ、施工時間も節約できるのです。